みえない棘
数日前、ふとした拍子に手の平に痛みを感じ
でも、何かが刺さったとか、刺されたとかの覚えはなく
まじまじ見ても、ライトにかざしても何の痕跡も無く、
毛抜きで押してみても、引っ張ってみても
それらしいモノは見当たらず、でも常に使う手のことなので
その度、チクッとする鋭角的な痛みの感じが嫌だなーと、
何かにつけ気になっていたんです。
日頃は脳天気なのですが、変なところに神経質というか
敏感ということは、常々自覚してまして
一旦ネガに考え出すと、とことん突き詰めてしまうので
(ガラスの細かい破片でないかとか、ホッチギスの針の
先が刺さったのではとか、果ては未知なる生物の爪跡
等など…冷笑
)
つとめて気にしないように過ごしていたのですが…
昨夜、何気なく指で触れたら、その棘らしきものが
手の平から浮き立ってまして![]()
そっと抜き取ってみたら、髪の毛より細い透明の
芯のような![]()
…で、じっくり見る間もなく、それは何処かにいなくなり
同時にあのチクッとする不本意な感覚は無くなり
その代わり今まではなかった若干の傷跡のような感覚は
残り、たかだかそんな些細なことなのに
しばらく不思議な感慨がありました![]()
抜ければすぐに見失うくらいの毛針のような僅かな棘でも
ある間はその都度気になって…
向けたくなくてもそこに神経が向きがちで…![]()
人って、それぞれ自分の見えない棘に向かって
常に対話しているのかもしれません。
抜こうと思えば容易に抜けるもの、
抜く時にかなりの痛みを覚悟するくらい深いもの
それは回りが決めるものでなく、
本人の意思如何のもの。
意外と意識してる内は所在を潜めて潜伏してても
フッと緩んだとたんに、すっと抜き易く浮かび上がるのかも。
凍てつく冬は、末端の神経まで敏感にさせます![]()
こんな季節でなければ思いもつかないことですが![]()
ちょっと我が身を振り返り…
雑感です![]()
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