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南天さま ☆

東京に来て、最初に住んだ阿佐ヶ谷の社宅には
植木に詳しい年上の奥さまたちがいらして、
それまでまったく興味なかったガーデニングを、
やってみようかな~のきっかけは、ここでした。

入居すぐ築年数を聞き、まずオドロキ (PД`q*)
奇遇にも私と生存年数同じ?!
その偶然を喜ぶべきか悲しむべきか…
…まぁ、古さを見れば悲しむべきだったでしょう…
だから、その古さカバーにも、玄関前とベランダには
四季折々、色とりどりの花を習いながら植えてました。

その代わり、駐車場を兼ねた共同の庭は
都心には珍しく広かったんです。

なんと、春にはそこに自生する竹の筍が取れるくらい!!
西側には大きな桜の木があって、春にはみんなでお花見
してました お料理上手の奥さまがその筍で若竹汁を
作ってくれて

毎月の庭掃除は本当に大変でしたが、
他にも梅・柊・もみの木・千両・万両・月桂樹・みょうが…
探せば七草も見つかるくらい、行事には事欠かず、
給料日前の野菜は庭に出ればなんとかなるくらい(笑)
土と草花に囲まれたありがたい環境でした。

入居10年目、社宅は会社の財政を逼迫させるとのことで、
出なければいけなくなり、そこを去ることに。

月桂樹の苗は頂いて行きたいナーとお願いしたら、
「南天は”難を転じる”といって、家の裏鬼門に置くと
厄除けになるからね~。一緒に持って行ってね」と、
親切な奥さまが社宅の南天も移植して
鉢植えにしてくれたんです

その頃は、そんな言い伝えとか風水的なことは
何一つ知りませんでしたから、「そ・そうなんですか…。」と、
頂いたのですが。

それから後、その社宅の土地は売り出され
しばらく放置された後、地下に駐車場を構えた高級マンションが
建設されるということで、大規模な掘削工事が行われ
あれだけ枝ぶりよく住む者を楽しませてくれた桜の木も、
竹も、梅酒を漬けた梅の木も、もちろん南天も…すべて伐採され
慣れ親しんだ土は、すべてコンクリートに埋め尽くされてしまいました。

後に出られた方々は、マンションだったり遠方だったりでしたので、
植木継承者(ちょっと、大袈裟 ?!)は、我が家のみだったのですが、
ウチの裏鬼門と言われる西南の角は、猫の額のような形ばかりの
庭でも、猛暑の夏場は炎天下となり、不覚にも枯らしてしまい…(汗)

どうしよう う う … (´;ω;`)

と、思った数年後、な・なんと、飛び梅ならぬ飛び南天?!

植木鉢の置き場所から1メートルほど離れたところに
鉢植えの種が飛んだのか、南天の木が!!
それもよく見れば正真正銘、西南の角 
(鉢植えの時は、風で倒れるので、建物寄りに置いてました。)

それも気付いたのは、奇しくももと社宅の土地がコンクリートに
埋め尽くされたのをたまたま観た日の夕方

南天さま☆ 我が家にお引越し下さり、ありがとうございます
(✪ฺД✪ฺ)♥♦
同じくその時掘り起こした月桂樹の木も元気に根を張って
カレーやシチューの香りつけと毒消しに重宝しています(^□^)

とても虫のいい考え方ですが、懐かしい社宅におわしました
中国の神とオリンポスの神にお守りいただいてる
気がします

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